ポリス (The Police) は、1970年代後半から1980年代半ばにかけて活躍した、イギリスのロックバンドである。ロックの枠組みの中に、レゲエの要素を加えるという斬新な音楽性は、ホワイト・レゲエとしばしば呼称される(2ndアルバムの”Reggatta de blanc”とは、White Reggaeの意味である)。
ジャズバンドのラスト・イグジットで活動していたベーシスト兼ボーカリストのスティング、プログレッシブ・ロック・バンドのカーヴド・エアで活動していたドラマー、スチュワート・コープランド、ギタリストのヘンリー(アンリ)・パドゥバーニの3人で結成。後に、元後期アニマルズのギタリスト、アンディ・サマーズが加入し4人編成となるが、ヘンリー(アンリ)が脱退しトリオとなる。当初は、パンク・ブームメントに乗ってデビューしたが、その後は安住することなく、メンバーの音楽的素養を柔軟に取り入れたロックを生み出した。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第70位。
The Police : ポリスのアルバム
『アウトランドス・ダムール』 (Outlandos d’Amour ) (1978年)
『白いレガッタ』 (Reggatta de Blanc) (1979年)
『ゼニヤッタ・モンダッタ』 (Zenyatta Mondatta) (1980年)
『ゴースト・イン・ザ・マシーン』 (Ghost in the Machine) (1981年)
『シンクロニシティー』 (Synchronicity) (1983年)